痛風とはどんな病気? 痛風発作と初期症状

痛風とはどんな病気? 痛風発作と初期症状

痛風とはどんな病気? 痛風発作と初期症状

痛風とは、「風に吹かれても痛い」と言われる程、激しい痛みを伴う病気です。

ここでは、痛風とは具体的にどのような病気なのか、また、痛風にかかりやすいのはどのような人なのかについて、詳しくみていきましょう。

増加する痛風の患者数

痛風の歴史をひも解いていくと、海外では紀元前にその症状が発見されたと記録されています。

日本においては歴史は浅いですが、国民生活基礎調査による患者数を見てみると、今から約30年前の1986年には25.4万人に対し、17年前の1998年には59万人と倍以上に増えています。

さらに、2年前の2013年には95万人超と右肩上がりで増加していることが分かります。

痛風とはどのような病気か

痛風とは、簡単にいうと「身体の中に尿酸が溜まってしまい、それが結晶化し、強い関節痛を引き起こす病気」です。

痛風とはどんな症状の病気か

尿酸」というのはそもそも身体の中に存在する物質ですが、この尿酸の材料となるのが「プリン体」であり、尿酸はプリン体の燃えカス(老廃物)です。

身体の中にプリン体の燃えカスである不要な老廃物が溜まり、身体の中のナトリウムと結合すると尿酸塩となり結晶化してしまいます。それが関節などに付着し、溜まった尿酸の結晶が、剥がれ落ちるときに「痛風発作」と言われる強い痛みが起こるのです。

痛風発作の特徴

痛風は主に「足の親指の付け根が痛い」という初期症状が約7割と大半を占めますが、足のくるぶし、アキレス腱、甲、かかとに痛みを訴える人もいます。中には、手首、指、肘などに痛みを感じる人も存在します。

また、患部が数か所あったとしても、通常、同時に複数個所が痛むことは無いというのも痛風の病気の特徴です。

痛風とはどんな病気?痛風発作と初期症状

痛風発作が起こる部位には主に3つの特徴があります。

    1.患部が赤く腫れあがる
    2.患部が熱をもつ
    3.激しい痛みをもつ

上述した部位がこの3つの特徴を持った痛み方をするのが、典型的な痛風の症状です。

痛風発作の3つの段階

痛風発作は、初期段階、ピーク段階、症状が引く段階の3つの段階に分かれます。

  • 初期段階:
    初期段階は1日から多くても3日程度で、その後、強い痛みを引き起こすピーク段階に入ります。

  • ピーク段階:
    ピーク段階の日数は個人差や症状の進行具合にもよりますが、1週間~10日続きます。

  • 症状が引く段階:
    ピーク段階の中で、激しい痛みの発作が1~3日程度あると言われており、その後段々と痛みが引いていきます。

ただし、痛みが引いても病気がなくなったわけではありませんので、安心はできません。時間が経つと再発してしまうため、初期症状の段階でしっかりと対策をとることが大切です。

※ 痛風になりやすい人の性格的特徴

食生活もそうですが、痛風になりやすい人にはいくつかの性格的な特徴があることが指摘されています。

  • 責任感が強く、一度決めた事は最後までやり抜く
  • 物事に全力投球し、積極的にのめり込むように取り組む
  • じっとしているのが苦手
  • せっかちで短気
  • 早食いの傾向がある
  • 自己主張が強い
  • ストレスを溜めやすい

仕事においてもプライベートにおいても、常に前向きで一生懸命な人物像が浮かび上がってきますが、その頑張りの反面、弱い部分を人には見せずストレスを溜めこみやすくなります。

その反動として、カロリーの高い食事やお酒などで発散させる食生活が続くと、痛風へと繋がるリスクは高まっていくでしょう。

痛風とは、単なる食生活の乱れによる病気だけではなく、ストレスが強く関係する病気だと言えます。