痛風の治療・予防法 | 痛風発作の抑制と尿酸値を下げる方法

痛風の治療・予防法 | 痛風発作の抑制と尿酸値を下げる方法

痛風の治療・予防法 | 痛風発作の抑制と尿酸値を下げる方法

もしも、自分が辛い「痛風」にかかってしまったら、どのような治療が待っているのでしょうか? また、それを予防するにはどのような方法があるのでしょうか?

今回は、痛風の治療方法と予防法についてご紹介します。

痛風の治療は大きく分けて2つ

痛風の治療方法は大きく下記の2つに分かれます。

1つ目は、「尿酸値を下げるための治療」です。
これは、痛風を引き起こす原因である「高尿酸血症の改善」という、根本的な部分から痛風を治療するためのものです。

2つ目は、「痛風発作を抑える治療」です。
これは、痛風発作を起こりにくくする、または起こった場合の症状を軽減させる目的で行うものになります。

尿酸値を下げる治療

尿酸値の上昇を抑える治療には、主に「尿酸降下薬」が使用されます。尿酸降下薬には、尿酸の生合成を抑制する「尿酸産生抑制薬」もしくは、尿酸の排出を促す「尿酸排泄促進薬」、症状によってはその両方が投与されます。

尿酸値を下げる痛風の治療・予防法

尿酸値が高い原因が、尿酸の生成異常にあるのか、尿酸排出機能の低下にあるのかによって投与される薬も変わってきます。

そのため、まずは尿酸値が高くなっている原因が何かを突き止めることから治療が始まります。

痛風発作を抑える治療

痛風発作を抑える治療方法としては、発作の程度や強さにより「消炎鎮痛剤による薬物療法」と「ステロイド療法」の2つが使い分けられます。

基本的には、「消炎鎮痛剤による薬物療法」としてNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)を投与することで発作を抑えます。また、これらの薬は発作の前兆があった際に、予防としても使われます。

通常の投与量で十分な効果が得られないケースでは、「NSAIDパルス療法」といって、短期間に限り比較的多量を投与し続ける治療を行います。


痛風発作を抑える治療・予防法


非ステロイド性抗炎症薬で症状の改善がみられない場合や発作を頻繁に繰り返す場合には、「ステロイド療法」へと切り替えが行われます。

「ステロイド療法」は経口による内服、静脈への点滴注射、筋肉注射、痛みのある部分に直接行う関節腔内注射する方法がとられます。ただ、足の親指の関節部などは関節腔内への注射が難しいため、静脈への点滴注射が行われる場合がほとんどです。

痛風の予防

最後に痛風の予防方法をみていきましょう。

予防のポイントとしては「尿酸値を上げない事」、「尿酸の排出を促すこと」の2つがあります。

「尿酸値を上げない事」に関して言うと、食事療法による食生活の改善が必須です。

  • プリン体の多い食品を避けること
  • カロリーが高い食事を避け、1日に取るべき適正なエネルギー量を守ること
  • 栄養バランスが偏った食事を避けること
  • アルコール、塩分の過剰摂取を避けること

これらを日々の食事の際に意識することが大切です。

尿酸値を下げる食事による痛風の予防法

暴飲暴食など食生活の乱れに繋がりやすい「ストレスの軽減」も重要な要素となります。余暇を上手に利用しリフレッシュできるようにすることが大切です。

また、ウォーキングなどの適度な有酸素運動を取り入れることも、尿酸値を下げるために有効です。この運動療法には、代謝を良くすることで尿酸の排出を促す効果があります。

併せて、尿から尿酸が排出されやすいよう、運動時はもちろん日頃から水分をしっかりとるように心がけるようしましょう。