痛風に効く主な市販薬 | 痛み止めの種類と副作用・避けるべき薬

痛風に効く主な市販薬 | 痛み止めの種類と副作用・避けるべき薬

痛風に効く主な市販薬|痛み止めの種類と副作用・避けるべき薬

痛風発作が起きても、すぐ病院に行けるとは限りません。痛みで動けないことや、痛い足を引きずってでも出勤しなければいけないこともあるでしょう。

ドラッグストアに行くと、頭痛・鎮痛薬のコーナーには非常に多くの商品が並んでいます。痛風発作に有効な痛み止めは何種類かありますが、使用すると逆に悪化させてしまうものもあるため、選ぶ際には注意が必要です。

今回は、痛風に効く主な市販薬と副作用、使用してはいけない薬についてまとめます。

痛風に効く鎮痛剤

痛風の痛みは大変強いため、以前の市販薬では痛み止めとしての十分な効果がありませんでした。しかし、2011年に「ロキソニンS」が第1類医薬品として市販が開始され、やっと痛風に効く市販薬が登場したといえます。

痛風に効く痛み止めの市販薬

「第1類医薬品」というのは、購入の際に薬剤師から服用の仕方や副作用についての説明を受ける義務がある薬のことです。

筆者もドラッグストアでロキソニンSを購入した時に、レジの店員から「お手数ですが、向こうにいる薬剤師から説明を受けてからお持ちください。」と言われました。説明は2〜3分で済みましたが、ひと手間かかりますので注意しましょう。

痛風に効く代表的な市販薬の種類

痛風に効く代表的な市販薬には、以下のようなものがあります。

ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)

ロキソニンS」は、非ステロイド抗炎症薬の一種で、ロキソプロフェンを主成分としています。病院でもよく痛み止めとして処方されている「ロキソニン錠60mg」と同じ内容の薬です。

ロキソニンSプラス(第一三共ヘルスケア)

ロキソプロフェンを主成分とした薬です。ロキソプロフェンには胃腸の粘膜を荒らす副作用がありますが、酸化マグネシウムをプラス配合することで、胃を保護する効果を持たせています。

ロキソニンSプレミアム(第一三共ヘルスケア)

ロキソニンSプレニアム」は、ロキソプロフェンナトリウムに加え、アリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインの配合で鎮痛効果を高めています。また、胃を守るメタケイ酸アルミン酸マグネシウムも配合しており、ロキソニンSシリーズで最も有効成分数の多い薬です。

ただし、眠気が出やすいため、服用当日の運転は禁止されています。


<ロキソニンSシリーズの特徴>

バファリンEX(LION)

ロキソニンSシリーズと同じく、ロキソプロフェンを主成分とした「バファリンEX」という市販薬もあります。

バファリンEXには、ロキソプロフェンの副作用を緩和するため、乾燥水酸化アルミニウムゲルという胃の粘膜を保護する成分が含まれているのが特徴です。「バファリンかぜEX」という、似た名前の風邪薬も販売されているため、購入する際には注意が必要です。

※ 服用時の注意

痛風の痛みはとても強いため、病院ではロキソニンなどの非ステロイド抗炎症薬を、通常の使用量・頻度を超えて服用する「パルス療法」という投薬方法を用いることがあります。

しかし、市販薬は用法を守って服用することが大原則であり、後述する副作用等のリスクもあるため、自己判断で行うのは危険です。痛み止めが完全ではなくても一定の効果を期待して服用し、痛みがある程度治まった段階で病院を受診するようにしましょう。

ロキソプロフェンの副作用

一般に、非ステロイド抗炎症薬は胃腸の粘膜を荒らすため、胃腸障害の副作用があります。ロキソプロフェンも胃腸障害の副作用が最も多く、その他、発疹、かゆみ、むくみ、稀に腸閉塞といった副作用が報告されています。

痛風に効く市販薬の副作用

胃腸の粘膜を荒らさないよう、空腹時は避け、なるべく食後に服用するようにしましょう。痛みが辛くて食欲がないという場合は、胃の粘膜を保護するため事前に牛乳を飲む、多めの水で胃薬と一緒に服用するなどの工夫が大切です。

また、ロキソニンSプラスやバファリンEXなど、胃を保護する成分を含んだ市販薬を選択するのも良いでしょう。

飲んではいけない薬

痛風発作時に飲んではいけない鎮痛剤というものもあります。

それは、アスピリン(アセチルサリチル酸)を主成分とした鎮痛剤です。アスピリンは血清尿酸値を変動させる効果があり、痛風発作中に使用すると症状が悪化することがあるためです。

アスピリンを含む市販薬には、最もポピュラーな「バファリン」をはじめ、「アスピリン」「エキセドリン」「ベネスロン」「ケロリン」「ヒロリン」等があげられます。

※ 「バファリンEX」はアスピリンではなくロキソプロフェンナトリウムを主成分としているため、上記にあてはまりません。

まとめ

今回は、痛風に効く主な市販薬と副作用・避けるべき薬についてご紹介しました。

これまで、痛風に効く痛み止めの市販薬といえば「ロキソニンS」シリーズでしたが、2016年3月に「バファリンEX」が登場したことで選択肢が増えました。

ロキソプロフェンの胃腸への影響が心配であれば「ロキソニンSプラス」か「バファリンEX」、眠気が出ても構わなければ鎮痛効果の高い「ロキソニンSプレニアム」がお勧めです。