ロキソニンの痛風発作への効果と副作用 | 痛風に効く痛み止めの薬

ロキソニンの痛風発作への効果と副作用 | 痛風に効く痛み止めの薬

ロキソニンの痛風発作への効果と副作用 | 痛風に効く痛み止めの薬

ある日突然、激しい痛みに襲われる痛風発作。個人差もありますが、耐え難い痛みがズンズンと強くなっていく苦しさは、言葉で言い尽くせない程です。

この痛風発作に効く痛み止めの薬として代表的なのがロキソニンという薬です。今回は、ロキソニンの痛風への効果と副作用についてまとめます。

ロキソニンの効果

痛風の強い痛みを抑えるのに効果がある痛み止めは、非ステロイド系消炎鎮痛剤です。少し前までは、ナイキサン(ナプロキセン)が痛風の痛み止めとして高い割合で処方されていました。ナイキサンは、健康保険適用なので使いやすいというのが理由だったようです。

けれども近年、同じ非ステロイド系消炎鎮痛剤のロキソニンの方が、効果が出るのが服用してから30分と早く、よく効くということで、多く用いられるようになっています。

痛風発作へのロキソニンの効果

ロキソニンは、脳に届けられる「痛み物質」(プロスタグランジン)の発生を抑える効果があり、ほとんどの痛みに効くのが特徴です。痛風発作の痛みは大変強く、通常の投与量では効果が薄いことも多いため、肝臓や腎臓の状態に注意しながら、通常より多めに処方されることがあります。

痛風に効くロキソニン等の市販薬まとめ

ロキソニンの副作用

一般に非ステロイド系消炎鎮痛剤は、胃の粘膜を保護する物質を阻害する作用があるので、胃腸障害の副作用が強いという問題があります。

けれどもロキソニンは、プロドラッグといって代謝されてから作用するタイプなので、胃を通過するときに薬として作用しないため、胃腸障害の副作用はボルタレンなどに較べて少ないのが特徴です。

とはいっても、まったく胃腸障害がないということはなく、およそ3%ほど、消化器症状、むくみ、発疹などの副作用が確認されています。また、近年腸閉塞の副作用があるとの報告もありました。ただし、非常に確率は低いものとされています。

ロキソニンは、ほとんどの痛みに効く便利な薬なので、副作用に注意しながらも広く使われるようになっています。

市販薬としてのロキソニン

2011年から、ロキソニンは「ロキソニンS」という名称の市販薬となり、市中のドラッグストアで購入できるようになりました。

ただし、最近まで病院で処方されていた1類医薬品なので、お店の薬剤師から用法や注意事項などの説明を受けないと購入できないので注意しましょう。

痛風に効く市販薬としてのロキソニン

また、病院では医師の判断で多めの処方をすることもありますが、痛風の痛みになかなか効かないからと、自己判断で多く服用するのは危険です。予め指示された用法に従って服用するようにしてください。

バファリンはNG

痛風発作が起こった時には、「この痛みをなくしたい!」と、手持ちの痛み止めを飲みたくなるのが人情ですが、「バファリン」などのアスピリン系の鎮痛剤を飲んではいけません

少量のアスピリンは、尿酸値を上げ、痛風の痛みをかえって強める作用があるからです。痛風の自覚がない人が、「痛み止め」だからと家にあるバファリンを飲んでしまうという笑えない間違いは結構多いそうです。

アスピリン系の頭痛・鎮痛剤は、頭痛や解熱に効果がありますが、関節痛の場合は飲まない方がよいと覚えておきましょう。

痛風発作が起こったら

今回は、痛風発作に効く代表的な痛み止めの薬として、ロキソニンの効果と副作用についてご紹介しました。

痛風発作が起きてしまったら、薬を飲むのもそうですが、まず安静を保ち、患部を冷やしましょう。痛風は関節の炎症ですので、冷やすことで炎症を抑えます。また、静脈のうっ血を防ぐため、患部(多くは下肢)を心臓よりも高くします。横になった状態でクッションに足を乗せるとよいでしょう。

初めての発作の場合には、痛みが治まったら放置せずに必ず病院に行き、医師の治療を受けるようにしましょう。