痛風予防には水分補給が大切 | 水を飲むことが尿酸値を下げる理由

痛風予防には水分補給が大切 | 水を飲むことが尿酸値を下げる理由

痛風予防には水分補給が大切 | 水を飲むことが尿酸値を下げる理由

痛風の予防には、食事・生活習慣の改善、アルコール類の制限、運動の実践などが推奨されていますが、身近で最も大切なこととして「水分補給」があります。

今回は、痛風予防における水分補給の重要性と、水を飲むことが尿酸値を下げる理由についてまとめます。

痛風と高尿酸血症

痛風の原疾患は高尿酸血症です。高尿酸血症は今や成人男子の約20%が罹患しているといわれ、痛風患者も推定30万~60万人と増え続けています。

痛風の増加は、食の欧米化やライフスタイルの変化が主な原因といわれていますが、食事以外で痛風患者が日常生活で注意しなければならないことの一つに、水分補給があります。十分な水分補給を行うことで、血清尿酸値を下げる効果が期待できます。

痛風予防には水分補給が大切

痛風は体内に尿酸が蓄積する事が根本的な原因ですので、その尿酸を体外に排出することが重要です。スムーズな排出が行われず、血液中の尿酸が増えると、結晶化して激しい関節炎(痛風発作)を起こします。そこで、十分な水分補給を行って尿量を増やすことで、尿酸の体外への排出を促す方法が有効になってきます。

また、尿中の尿酸の溶解度は尿が酸性になると低下し、溶け出しにくくなります。痛風患者の尿は酸性に傾きやすい傾向にありますので、酸性尿の是正にも水分を多く摂る必要があります。

痛風予防には水分補給が大切

ただし、あまりに多くの水を飲むと不都合が出てきますし、水毒症や尿崩症などを引き起こすこともありますので注意が必要です。体重等にもよりますが、一般に、1日2ℓ程度を目安に摂取します。

もちろん、水分補給だけではなく、食事療法や必要に応じて薬物療法も併せて行う必要があるのは言うまでもありません。

水を飲むことが痛風予防に有効な理由

  • 尿量を増やして尿酸を体外に排出しやすくします。
  • 高尿酸血症や痛風の人は、尿が酸性に傾きがちなため、水を多く飲むことでこれを緩和します。
  • 運動や気温の高さ等による大量の発汗で体内の水分量が減少すると、痛風発作が起きやすくなるため、十分な水分補給を行うことでこれを予防します。

痛風予防に有効な飲み物

痛風予防の観点から、水分補給を行う際にはどんな飲み物を選択するのが良いのでしょうか。


痛風予防に効果的な飲み物


当然、尿酸値の上昇を招くアルコール飲料や、糖分の多いジュース類は避けるべきです。一般に、推奨されるのはアルカリイオン水です。アルカリイオン水は利尿作用があり、尿を排泄しやすくなりますので尿酸の排泄には最適な飲み物といえます。また、あくまでも水なので、量が多い場合でも安心して飲むことができ、日常での水分補給にはおすすめです。

【アルカリイオン水】温泉水99

スポーツドリンク等は運動後の水分補給には適していますが、糖分が多く含まれていることがあり、飲み過ぎには注意が必要です。

まとめ

今回は、水を飲むことが尿酸値を下げる理由と、その重要性についてご紹介しました。

痛風の治療には水分補給だけでなく、運動や食事療法・薬物療法などに総合的に取り組み、尿酸値を下げる努力が必要になります。また、腎臓病や心疾患がある場合、水分摂取量が制限されていることもありますので、医師とよく相談しながら治療に取り組むようにしましょう。