痛風・高尿酸血症の治療薬 | 尿酸値を下げる薬・痛風発作の痛み止め

痛風・高尿酸血症の治療薬 | 尿酸値を下げる薬・痛風発作の痛み止め

痛風・高尿酸血症の治療薬 | 尿酸値を下げる薬・痛風発作の痛み止め

「風が吹いても痛む」といわれる程の激痛で知られている痛風発作。30代〜40代の働き盛りの男性に多い病気です。

痛風の治療薬にはどのようなものがあり、どんな場合に用いるのでしょうか? 今回は、痛風・高尿酸血症の薬の種類や特徴、入手方法についてまとめます。

尿酸値を下げる薬

痛風発作は血液中の尿酸値が高い状態が続くと起こります。したがって、尿酸値を下げることが痛風の根本的な治療となります。尿酸は体に一定量がなくてはならない物質ですが、過剰に産生されたり、体外の排出が滞ると、基準値の7.0㎎/dlを超えてしまい、「高尿酸血症」と診断されます。

高尿酸血症への生活習慣による影響は2〜3割にすぎず、残りの7〜8割が体質的要因によると考えられています。尿酸値が9.0㎎/dlを超えるほど高尿酸血症が進んでいる場合、食事や生活習慣の改善だけで尿酸値を下げるのは困難なため、尿酸値を下げる薬(尿酸下降薬)を服用することになります。

痛風・高尿酸血症の治療薬

尿酸下降薬を飲み始めたばかりだと、尿酸値が大きく変動するために痛風発作が起きやすくなることがありますが、一定期間を過ぎると痛風の原因となる尿酸塩結晶が血液中に溶けていき、発作を抑えられるようになります。

ただし、尿酸値が下がったからといって勝手に服用を止めると、途端に尿酸値が上がり痛風発作のリスクが高まります。医師の指示に従ってきちんと服用を継続していくことが大切です。

尿酸降下薬の種類

尿酸下降薬には、尿酸の生成を抑える「尿酸生成抑制薬」と尿酸の排出を促す「尿酸排泄促進薬」の2種類があり、患者の体質に合わせて処方されます。

(1)尿酸生成抑制薬

尿酸生成抑制薬では、「ザイロリック」、「フェブリク」、「トビロリック」の3種類がよく用いられています。

「ザイロリック」はかなり古くから一般的に使われてきた尿酸下降薬で、血中の尿酸値を下げるだけではなく尿路結石にも効果があります。腎臓に負荷がかかるため、必要に応じて用量を調整する必要があります。また、稀ですが重い肝障害の副作用が報告されています。

「フェブリク」と「トビロリック」は新しい尿酸下降薬です。「ザイロリック」よりも腎臓に優しいのが特徴です。

(2)尿酸排泄促進薬

尿酸排泄促進薬としては、「ユノリーム」と「パラミヂン」が主に使われています。

「ユノリーム」は尿酸排泄効果がたいへん高く、高尿酸血症の治療に広く使われていますが、作用が強いだけに腎臓や肝臓の機能が低下している場合には使えません。

「パラミヂン」は、非ステロイド抗炎症薬です。痛み止め効果の他に、尿酸排泄効果もある薬です。副作用は胃腸障害ですが、腎臓や肝臓への影響は少ないので、「ユノリーム」が使用できない場合に用いられます。

痛み止めの薬

痛風発作が始まると、痛みで歩けなくなってしまうなど、患者の生活の質が極端に下がってしまいます。そのため、まずは痛みを少しでも抑えるのが先決です。

痛風発作の痛み止めの薬

痛風発作には非ステロイド抗炎症薬が痛み止めとして用いられます。病院で処方されるのは、「ナイキサン」「ロキソニン」「ボルタレン」が一般的です。典型的な痛風発作ではピーク時の痛みが非常に強いため、これらの治療薬を高単位で短時間間隔で用いる「パルス療法」が用いられることもあります。

胃腸に既往症があり非ステロイド抗炎症薬を使えない場合、またはパルス療法で効果がみられない場合は、痛み止めにステロイド薬を用いることもあります。効果が高いかわりに副作用も強いので、医師の指示をきちんと守って使いましょう。

痛み止め・治療薬の入手方法

痛風の治療薬の入手方法は、病院での処方箋を元に薬局で購入することが一般的で安心です。けれども、病院は待ち時間が長くて通院するのが大変、診察料が高くつくから薬だけ手に入れたい、などという方にとって、病院処方以外での入手方法はあるでしょうか?

例えば、どこにでもあるドラッグストアで手に入る市販薬といえば、痛み止めの「ロキソニン」があります。現在では胃腸への負担を考慮した「バファリンEX」など、その他の選択肢も出てきています。

痛風に効く市販薬 | 痛み止め・尿酸値を下げる薬の効果と副作用
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その他、尿酸値を下げる薬については、今はインターネットを使った新しい入手方法があります。海外からの個人輸入です。サイトで検索すると、たくさんの個人輸入代行業者がヒットし、痛風の治療薬はほとんどの種類を購入することができます。

ただし、個人輸入で入手した治療薬は自己責任で使用しなければなりません。粗悪品・偽造品を掴んでしまうリスクもありますので、可能な限り、病院での処方を受けることを強くおすすめします。