牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりのプリン体 | 貝類と痛風

牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりのプリン体 | 貝類と痛風

牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりのプリン体 | 貝類と痛風

貝類は、カロリーが低く体に良い栄養素が豊富に含まれているため、積極的に摂りたい食品のひとつです。ただし、中にはプリン体含有量が多めの食材もありますので、痛風患者や尿酸値が高い人は注意が必要です。

今回は、牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりなどの「貝類」のプリン体について解説します。

プリン体の一日の摂取量の目安

痛風の原因となる物質は尿酸です。血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超える「高尿酸血症」の状態が続くと、関節内に尿酸塩結晶が沈着し、それが剥がれ落ちる際に、激しい痛みを伴う痛風発作が起こります。

この尿酸を作り出す材料が「プリン体」です。尿酸は、プリン体が分解されてできる老廃物のひとつなので、プリン体が増えると尿酸も増えてしまいます。

痛風患者や尿酸値が高い人は、1日に食べ物から摂取するプリン体の量を400mg以下に抑えることが目安とされています。そのため、どの食材にどれくらいプリン体が含まれているのかを予め把握しておくことが大切です。

痛風・高尿酸血症の原因となるプリン体

貝類の栄養素

魚介類には、タウリンというアミノ酸の一種が豊富に含まれています。タウリンは栄養ドリンクの中に必ずといっていいほど含まれている成分で、血液をサラサラにして血圧を低く抑え、心臓疾患から体を守る効果や、肝臓の解毒作用を促す効果などが確認されています。

貝類には、そのタウリンが特に豊富に含まれており、ビタミンやミネラルも豊富です。特に、“海のミルク”といわれるほど栄養豊富なことで知られる牡蠣(かき)には、タンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどが大変豊富に含まれています。また、牡蠣に含まれる炭水化物のほとんどがグリコーゲンなので、肝臓の働きを良くし、疲労回復に効果があります。

貝類は、おしなべて栄養豊富でカロリーが低いため、健康に良い食べ物です。

貝類のプリン体

貝類のプリン体含有量は、以下のとおりです。

  • 牡蠣     184.5 mg/100g
  • あさり    145.5 mg/100g
  • はまぐり   104.5 mg/100g
  • ホタテ    76.5 mg/100g

出典:http://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf


牡蠣は栄養面で申し分ないほど素晴らしい食品ですが、プリン体含有量も多くなっています。尿酸値が高い人は、一度に食べる量は100g以内に抑えるようにしましょう。大きさに幅がありますが、大体3〜5個程度が目安です。

牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりなどの貝類のプリン体

あさりとはまぐりは、プリン体含有量が特別多いというわけではありませんが、酒蒸しやクラムチャウダーのように多量を使う場合には、食べ過ぎに注意が必要です。

ホタテは、貝類の中でもプリン体含有量が低めなので、安心して食べることができます。ホタテの貝柱には、タウリンが800〜1000mg/100gと非常に多く含まれており、血液サラサラ効果が大変高い食品です。成人が1日に必要とするタウリンは520mgとされているので、ホタテ貝柱を50g余り食べれば、1日の必要量がカバーできるほどです。カロリーも大変低く、生でもソテーでもフライでも美味しく食べられる、痛風に良いおすすめの食材です。

まとめ

今回は牡蠣・ホタテ・あさり・はまぐりなど、貝類のプリン体についてご紹介しました。

貝類は栄養豊富でヘルシーですが、牡蠣のようにプリン体含有量が多めの食材もあります。痛風患者や尿酸値が高い人は、食べ過ぎには注意するようにしましょう。