痛風発作の痛みを緩和する方法 | 患部を冷やす・冷湿布等の対処法

痛風発作の痛みを緩和する方法 | 患部を冷やす・冷湿布等の対処法

痛風発作の痛みを緩和する方法 | 患部を冷やす・冷湿布等の対処法

痛風発作は夜中や明け方に始まることが多く、痛みで目が覚めてしまうということがよくあります。夜、眠っている時は、体温が下がり尿酸結晶が蓄積しやすいというのが理由です。

夜中や明け方は病院やドラッグストアが閉まっていますし、かといって救急車を呼ぶほどでもないという場合、痛風の痛みを少しでも緩和するにはどうすればよいでしょうか。

今回は、痛風発作時の痛みを緩和するための対処法についてまとめます。

痛風発作時の対処法1:患部を冷やす

痛風発作の痛みを即座に無くすような特効薬や魔法のような方法はありません。とりあえずは、横になったまま安静にして痛みに耐えなければなりません。風が吹くだけでも痛いといわれる痛風なので、動かすと非常に強く痛みます。

痛風発作は急激な免疫反応が引き起こす炎症ですので、痛みだけではなく患部が腫れて熱を持ちます。その腫れや熱を抑えることで痛みを少し緩和できます。そのため、患部を冷やすことは効果的な対処法です。

冷やす方法として、氷枕や氷嚢、または、家庭の冷蔵庫にある保冷剤などを患部にあてるようにします。その場に湿布薬があればそれを使用するのも効果的です。貼るタイプやジェルタイプの冷湿布薬は、冷やすだけではなく鎮痛効果も期待できます。湿布には冷湿布と温湿布があり、痛風の痛みを緩和するには冷湿布を用います。間違って温湿布を使わないようにしましょう。

痛風発作時は冷湿布で冷やすことで痛みを緩和

痛風患者にはお酒好きが多いため、「アルコールを飲んで痛みを紛らわそう」と考える方が少なからずいますが、それはもってのほかです。アルコールは血行を良くするため炎症の痛みが増すだけでなく、尿酸値を上げる作用で痛風発作を悪化させかねません。

また、トイレに行く時はどうしても動かないといけません。痛風の痛みに耐えながら這ってトイレに行くのに30分かかった、などという武勇伝らしきものを痛風患者のブログなどで見かけます。非常に痛みが強いこと、急に痛みが来るということ、どこが痛むのか痛み始めるまで分からないことなどを考慮し、ベッドの脇に尿瓶を置いておき、移動しなくても用が足せるようにしておくと便利です。

痛風発作時の対処法2:足は心臓の上に

痛風発作の90%以上は下肢の関節で起こります。その際、患部を心臓より高い位置にすると、血行が穏やかになるため、炎症の痛みを緩和することができます。また、静脈のうっ血を防ぐこともできます。

横になりながら、足の下にクッションや丸めた布団などを置き、患部が心臓より高い位置にくるようにしましょう。足が痛い時は足を高くして患部を冷やす。そして極力動かず安静にして、「じっと我慢の子」となるのが痛風発作時の対処のポイントです。

痛風発作時の対処法3:痛み止めの市販薬

家に痛み止めの市販薬があれば、ロキソニンSやバファリンEXなど、ロキソプロフェンを主成分としたもので対処するようにしましょう。

痛風発作の痛みを緩和するための薬での対処方法

アスピリン系の鎮痛薬は尿酸値を上げて痛風の痛みを増すことがあるため、服用しないようにしましょう。アスピリン系の市販薬には、「バファリン」「アスピリン」「エキセドリン」「ケロリン」などが当てはまります。

また、尿酸値を下げる薬の購入は、通常は処方箋が必要ですので、早めに医師に相談するようにしましょう。サポニン等の成分を配合したサプリメントは、インターネットで購入することができます。

早めに病院へ

今回は、痛風発作の痛みを緩和する方法として、市販の痛み止め薬や、冷湿布等で冷やす方法についてご紹介しました。

痛風発作は痛みのピークが発症から1〜2日後で、その後数日〜2週間ほどで収まります。ピーク前後の痛みは激しいため、生活の質を保つためにも、適切な方法で痛みを緩和することが大切です。

どうしても仕事の都合で休めないという場合以外は、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。