ウニ・イカ・タコ・エビ・うなぎ・カニのプリン体 | 魚介類と痛風

ウニ・イカ・タコ・うなぎ・カニ・エビのプリン体 | 魚介類と痛風

ウニ・イカ・タコ・エビ・うなぎ・カニのプリン体 | 魚介類と痛風

痛風に良くないとされるプリン体は、レバーなどの内臓や白子などの珍味に多いということが知られています。それでは、ウニ・イカ・タコ・エビ・カニ、そしてうなぎなど、日本人の大好きな魚介類には、どのくらいプリン体が含まれているのでしょうか?

今回は、魚介類のプリン体と痛風との関係についてまとめます。

痛風とプリン体の関係

プリン体は、動植物を形作っている細胞の中にある核を構成している物質の1つです。人間は約60兆個の細胞で出来ているといわれていますが、その60兆個の細胞全てにプリン体が存在し、細胞が生まれ変わるたびにプリン体も生成されています。そのプリン体が分解されてできるのが、痛風の原因となる「尿酸」です。

痛風とプリン体の関係

ひと昔前は、尿酸値を上げないためという理由で、プリン体の多い食品を厳しく制限していました。けれども研究の結果、プリン体は体内で作られるものがほとんどで、食べて吸収されるものの影響は少ないと分かってきました。

そのため、以前ほど神経質に制限することはなくなっていますが、プリン体の多い食品の過剰摂取は良くありませんので、大体1日に400mgを超えない程度に抑えるということが目安になっています。

魚介類のプリン体

寿司や刺身、天ぷらといった日本料理だけではなく、カルパッチョやグラタン、フライなどの洋風料理でも馴染みのイカ、タコ、エビ、カニ。そして、土用の丑の日に限らず、スタミナ食材として愛されているウナギなど、私たちは普段から魚介類を口にする機会が多くあります。

こうした代表的な魚介類のプリン体含有量は、以下の通りです。

魚介類のプリン体含有量(㎎/100g)

  • 大正エビ   273.2
  • 車エビ    195.3
  • スルメイカ  186.8
  • ヤリイカ   160.5
  • 芝エビ    144.2
  • ウニ     137.3
  • タコ     137.3
  • ズワイガニ  136.4
  • タラバガニ  99.6
  • うなぎ    92.1

引用元:http://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf


魚卵類のプリン体含有量については下記をご参照ください。

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100g中のプリン体含有量が200㎎よりも多いと「高プリン体食品」とされます。上記の例の中で高プリン体食品は、大正エビだけです。その次に多いのが車エビスルメイカで、高プリン体食品に近い量のプリン体が含まれています。あとは大体150㎎前後に並び、100mgを切っているのはタラバガニとうなぎです。

種類ごとに見ると、特にプリン体が多いのはエビとイカです。一日あたり400㎎以下という目安を考えると、尿酸値の高い人はこれらのプリン体を多く含む食材を食べ過ぎないよう注意しましょう。

ウニ・イカ・タコ・うなぎ・カニ・エビなど魚介類のプリン体含有量

次にプリン体の多い食べ物としては、ウニ、タコ、カニが続きます。この中で、ウニとタコは食べてもせいぜい100gそこそこでしょうから、そこまで気にせずに食べられます。けれどもカニは、茹でた物を一匹丸ごと食べたり、鍋で食べたり、食べ放題があったりと、一度に多くを食べる機会がある食べ物です。高級食材ですから毎日のように食べることはないと思いますが、食べ過ぎには注意が必要です。

この中で最もプリン体が少ないのがうなぎです。うなぎは蒲焼き一枚が130g〜190g程度ですので、ほとんどの場合は一人前の鰻を食べてもプリン体は200mg/100gに届きません。美味しい食べ物なので多くを食べたいところですが、カロリーの過剰摂取と痛風の関係が深いことを考えると、やはり程々で抑えるのが良いでしょう。

まとめ

今回は、ウニ・イカ・タコ・うなぎ・カニ・エビなど、魚介類のプリン体についてご紹介しました。

上述した例の中では、特にエビやイカ等はプリン体の含有量が多く、尿酸値の高い人は食べ過ぎに注意が必要です。

ただし、痛風を予防するにはプリン体だけではなく、カロリーの過剰摂取を避ける、飲酒を控える、適度な運動を行うなど、生活習慣全般の改善が重要になります。プリン体だけを極端に避けるのではなく、「要因の一つ」として捉え、総合的な予防に取り組んでいきましょう。