毎日のように宴会で痛風を発症 | お酒を減らし野菜中心の生活に

毎日のように宴会で痛風を発症 | お酒を減らし野菜中心の生活に

毎日のように宴会で痛風を発症 | お酒を減らし野菜中心の生活に

 H.Iさん(男性)、60代、農家 

10年以上前から痛風に

サラリーマンを定年退職してからは、農業をしています。まだまだ体は丈夫でいられますので、このまま続けていきたいと思っています。痛風の症状が出始めたのは、50代の半ばですから、もう10年以上も前のことになります。当時は、勤めていた会社の管理職で、取引先との宴会が毎日のように続いていました。もともと酒の席が嫌いではない方ですから、当時は「天職だ!」などと思っていたことも有るくらいでした。

食べる方も人一倍で、農家出身なのに野菜はあまり好むほうではありませんでした。きっと、子供の頃から、家では野菜ばかり食べていたので、その反動があったのかも知れません。今になって思えば、贅沢な食生活でした。決して体には良くなかったと感じています。痛風になっても仕方のない生活でした。

痛風の発症と症状

同僚の仲間から「痛風」になったという話は聞いていました。「お前も気をつけろ」と忠告はされていましたが、自分は大丈夫だと思っていました。中学、高校と陸上をやっていて、体力的にも自信がありましたし、特に悪いところはありませんでした。しかし、自信過剰な私にも、とうとう「痛風」はやって来てしまいました。

なんとなく左足の親指の付け根がムズムズするなぁとは、痛風発作が起こる以前から感じていました。ある朝、赤く腫れ上がり、激痛を感じました。「まさか…」と思い、足を引きずるようにして出勤して、同僚に相談すると、やはり同じ症状だと言われました。そして、彼の行きつけの病院を聞いて、受診することに。

その日以来、薬を処方してもらうことになりました。思えば、10年以上のお付き合いになる訳です。発症してしまうと、「完治」とならないところが辛いですね。

それでも断れない宴会でのお酒

困ったことに、「痛風」を発症してしまったからといって、取引先との宴席を全てキャンセルする訳にもいきません。昼食の会食の場合にも、相手の方では私の好みを気遣って「うな重」などを用意してくれる。食事が出てくる前には「生ビール」が運ばれるという具合でしたから。「これ一杯だけ」という甘い考えの繰り返しが、どれほど身体に悪影響を与えたか分かりません。

自宅では食事に気を使っていても、外に出ればなかなかそれが出来ませんでした。かかりつけの医師からは、「お体を大切に!」と何回も説教されていました。そういう生活では、良くなるはずもありません。頭から「痛風」のことが離れないままでお酒を飲んでもおいしくはありませんでした。いつも、「こういう生活を続けていたら悪化するばかりだ」と思いながらの日々であったと思います。体も悲鳴を上げていたのだろうと思います。

これからの「痛風」とのお付き合い

退職後の現在では、野菜を多く取る食生活にしています。お酒の方も、軽く晩酌をする程度で、酔うほどには飲めません。薬も相変わらず処方してもらっていますが、量は減っています。もう「長い付き合い」と腹をくくっている状態です。

運動も適度にやっています。愛犬の散歩だけでは物足りなくなって、最近は自転車に乗るようになりました。近くの土手にサイクリングロードがありますので、のんびりと自転車で風を感じていると、「健康はすばらしい」などと感じています。感じるのが遅すぎると女房は笑っています。

「完治」の無い病気ですから、ゆったりと付き合っていくしかないと思っています。定期的に血液検査をして、食事に気を使う。これさえ守っていれば、今以上に悪くなることはきっと無いでしょう。痛風になってからでは遅いですが、「自分には関係ない」と油断せず、若い頃から食生活に気をつけていれば良かったと感じています。