痛風の病院での治療方法 | 尿酸値が高い「高尿酸血症」の治し方

痛風の病院での治療方法 | 尿酸値が高い「高尿酸血症」の治し方

痛風の病院での治療方法 | 尿酸値が高い「高尿酸血症」の治し方

痛風は「風が吹くだけでも痛い」というほどの激しい痛みで有名な病気です。多くは夜か明け方に、突然一箇所の関節(多くは足の親指の付け根)に激痛が走ることから始まります。

もし痛風にみまわれてしまったら、自己判断による治療は行わず、できるだけ早く病院を受診して正しい治し方で原因を解消していきましょう。今回は、痛風・高尿酸血症の病院での治療方法についてまとめまめす。

受診は何科?

痛風発作と思われる関節痛が起きたり、健康診断で尿酸値が高かった場合には、放置せずにできるだけ早く病院を受診しましょう。

痛風の専門医がいる病院を受診するのが望ましいですが、分からなければ、まずはかかりつけの内科を受診して相談し、そこから専門医のいる病院を紹介して貰うとよいでしょう。

痛風・高尿酸血症の病院での治し方

痛風の治療では定期的に通院する必要があるので、通いやすい病院を選ぶのもポイントです。病院ではまず検査が行われ、痛風か否か、痛風の場合はその原因等を問診で確認し、治療方法が決められます。

痛風の痛みを抑える治療

痛風の痛みは発作が始まると徐々に強くなり、発生から24時間ほどでピークを迎え、その後7〜10日ほどで治まります。

一旦治まったからといって放置していると、半年〜1年の間に再び同じような発作が起き、だんだん間隔が短くなっていきます。また、治療中でも発作が起きることがあります。

発作が起こったら、まず炎症を抑えて痛みを和らげ、生活の質を確保することが最優先です。炎症を抑える治療方法としては、主に非ステロイド抗炎症薬の投与が用いられます。過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療をしたことがあると、非ステロイド抗炎症薬はリスクが高まるため、副腎皮質ステロイド薬が使われます。

痛風発作を予防する治療

通常、痛風発作の症状は突然現れますが、1度経験した後は、発作が起きる部分がピリピリしたり、鈍痛がしたりといった前兆を感じるようになることがあります。

そんな時に発作を予防するための治療方法としてコルヒチンという薬を服用します。コルヒチンは、尿酸塩結晶を白血球が異物とみなして攻撃しないように、白血球の働きを抑えて、痛風発作を防ぎます。強い副作用があるため、多量の服用はできません。

痛風発作を予防するための治療方法

コルヒチンは市販されていませんので、医師から処方を受ける必要があります。痛風発作の可能性がある場合は、常にコルヒチンを持ち歩き、前兆症状が出た時に1〜2錠を服用します。

高尿酸血症の治療

痛風の症状がある場合はもちろんですが、たとえ発作がなくても、健康診断などの血液検査で尿酸値が7.0mg/dlよりも高い場合には病院を受診し、正しい治療方法のもとで高尿酸血症の改善に取り組みましょう。目標とされる尿酸値は、6.0mg/dl以下とされています。

高尿酸血症の治し方としては、生活習慣の見直しが最も重要です。尿酸値が非常に高い場合には、薬物療法も行いますが、尿酸値が9.0mg/dl以下で合併症がない場合は、医師の指導の下で生活習慣の改善を行うことで尿酸値を下げていくことになります。

高尿酸血症の薬物療法

お酒を飲み過ぎた翌朝等に痛風発作を起こす人も多いですが、尿酸値の急激な変動には注意しなければなりません。高尿酸血症の治療においては、急激な尿酸値の変動が起きないように、医師の指導の下で注意深く薬物療法を行います。

痛風・高尿酸血症の薬物治療

高尿酸血症の治療で用いられる「尿酸効果薬」は、大きく分けて、尿酸の過剰な生成を抑える薬と、尿酸の排泄を促す薬の2種類があり、症状や原因の違いで使い分けます。

急激な尿酸値の変動は発作の原因となるので、尿酸下降薬の使用は少量から始め、尿酸値の下降具合をみながら徐々に量を増やしていくのが適切な治し方です。服用は、必ず医師の指示通りに行いましょう。

まとめ

今回は、痛風・高尿酸血症の病院での治し方についてご紹介しました。

高尿酸血症で怖いのは痛風発作だけでなく、腎臓病や高血圧、脂質異常症などの合併症もあります。医師の指導のもとで生活習慣を見直し、健康的な生活を取り戻していきましょう。