足の親指の付け根の痛み | アルコールの飲み過ぎによる痛風の治療経験

足の親指の付け根の痛み | アルコールの飲み過ぎによる痛風の治療経験

足の親指の付け根の痛み | アルコールの飲み過ぎによる痛風の治療経験


 K.Tさん(男性)、40代、会社員 

痛風発作が始まったきっかけ

最初に足に違和感を感じたのは、30代後半の頃だったと思います。時々、足の親指の付け根にヒリヒリするような痛みを感じることがありました。ただ、当時は、会社内サークルで野球をやっていたので、その時の運動が足にきたのだと思っていました。今考えると、それが痛風の前兆だったのかもしれません。

40代に入ってから、時々本格的に足の親指の付け根が痛むようになりました。運動もほとんどしていないのに、数か月に一度、急に同じ個所がものすごく痛くなります。

健康診断では尿酸値が高めと言われてはいましたが、それ程気に留めていませんでした。会社の同僚に話をすると、「痛風じゃない?」と言われました。痛風という病名だけは知っていましたが、まさか自分がそんな病気になるとは考えていなかったため、段々と怖くなってきました。

痛風の痛さは半端ないです

時々は足の親指が痛くなりましたが、それ以外の時は普通に生活できていたので、しばらくはそのまま放置を続けていました。ところが、休日の夜に、布団に入って眠りかけた時、足の親指の付け根に耐え難い激痛が走ったのです。

いつも痛みがある場所とほとんど同じ部分です。急に、ものすごく強い痛みがあったので、私は身動きがとれませんでした。幸いにも、単身赴任先から自宅に戻っていたので、妻を起こしました。

私は、しばらく足を抱え込んで、痛みをこらえて丸まっていました。「救急車を呼ぶかどうするか」というくらいの騒ぎになったのですが、何とか耐えていました。

この時になって初めて、「これは痛風が悪化しているに違いない。医者に行かなくては…」と痛感しました。この病気は、「風が吹いても痛い」ので「痛風」と名付けられたといわれていますが、本当にその位の激しい痛みがありました。

尿酸値を下げる対策を始める事にしました

翌週の月曜日に、病院で医師に診てもらいました。医師からは、「痛風の最も一般的な症状」と言われました。もともと私の尿酸値はかなり高めで、健康診断でも経過観察との診断があったばかりでした。その病院でも尿酸値を計ってもらったところ、さらに高値を示していました。

原因には心あたりがあります。おそらくアルコールの飲みすぎです。それまでは毎日、ビールを飲んでいました。同僚と飲んで帰る事もしばしばでした。単身赴任中の平日は寂しい夕食なので、ビールを飲んでテレビを見ながらコンビニ弁当やジャンクフードばかりを食べていました。

家で一人で飲むのは、一日ビール2~3本程度です。自分では控えめの量だと思っていたのですが、それでも飲まない人に比べれば尿酸値は上がるとの事でした。それに加えて、飲み会などでの暴飲暴食がたたって、痛風になったのだと思います。妻に怒られるのを覚悟で、正直に「毎日飲んでいる」旨を伝えました。意外にも妻は、「仕事のストレスもあるでしょうから、飲みたくなる気持ちは分かるけれど…」と言ってくれました。

それからは、とにかく週に2日は休肝日を設ける事にしました。飲み会の付き合いはどうしても出なくてはいけないこともあるので、それ以外の場所では飲まないように決めたのです。

痛風は治りにくいです

私は飲み会の席でも、アルコールを控えるようにしました。それから、軽い運動も少しずつ始めるようにしました。肥満も痛風を悪化させる原因の一つだからです。

また、同じ会社に痛風をこじらせた社員がいることもあり、治療には危機感を感じながら取り組んでいます。その人は会社の上司で、50代後半の男性なのですが、よく会社を休んでいます。どうやら、痛風の痛みが背中などにも出ているようで、通勤が不可能との事でした。彼はアルコールをやめる事ができず、痛風の痛みがあっても、飲み続けてしまったと言っていました。

その人は、尿酸値を下げる薬を飲んでいますが、効果も次第に薄れてきて、痛風は悪化する一方との事。自分ももしそうなってしまったらと思うと、本当に怖いです。

今は、私も尿酸値を下げる薬を少量飲んでいます。アルコールや食事制限などの取り組みの成果か、最近は痛風発作はほとんど起きていません。まだ40代なので、これから先、痛風が悪化しないかどうかが一番の不安です。とにかく今は尿酸値を下げる事に集中して、対策を続けていきたいと思っています。