60代で痛風発症!お酒を控え、プリン体の多い食品を避けて対策中

60代で痛風発症!お酒を控え、プリン体の多い食品を避けて対策中

60代で痛風発症!お酒を控え、プリン体の多い食品を避けて対策中

 F.Nさん(男性)、60代 

尿酸値が基準値を超えた

私は今年66歳で、会社を辞め年金生活をしています。在職中は健康診断を毎年受けていて、例年悪ところはありませんでした。ところが55歳になったばかりの検診で尿酸値が7.8と初めて基準値を超えたのです。コメント欄をみると尿酸値について注意事項が記載されています。そこには、このまま尿酸値が下がらなければ痛風の恐れがあると書かれていました。

痛風については話に聞いたことがあり、風が吹いても痛いから「痛風」という名前がついたことや、一度痛風にかかるとずっと治療の取り組みが必要なことなど、とにかくかかってはいけない病気だとの認識があったのです。しかし、身近に痛風患者を見たことはなく、本当はどの程度の病気なのかは想像をするしかありません。「なぜ自分が…」という思いもありましたが、何とかしなければいけないという思いが強く、痛風に関して調べてみることにしました。

食事療法の代わりにビールを諦める

痛風に関しては書籍の情報が豊富で、知りたいことはすぐに分かりました。そこで初めてプリン体の存在を知り、尿酸値とプリン体の関係もある程度理解できました。

尿酸値を減らすにはプリン体の摂取量を減らすことが重要です。しかし、基本的に全ての食材にプリン体は含まれていて、完全なシャットアウトは不可能だということが分かりました。結局、プリン体が大量に含まれる魚の干物や牛や豚の内臓は極力食べないようにして、その他はあまり気にしないことにしました。身体に良いといわれていた納豆や豆腐にもプリン体が含まれていることが分かったせいもあります。

もう一つ、お酒も良くないことが分かりました。特にビールにはプリン体が多く、ビールをいつも飲んでいたので、それも原因の一つだったように思います。ただ、お酒はやめたくなかったので、外でビールは飲まないようにして、お酒の席では焼酎一筋にしました。自宅の晩酌ではビールは止めてプリン体ゼロの発泡酒を飲むことにしたのです。

突然の発病での痛さとショック

そんな食生活を続けやがて会社も辞め年金生活に入りました。健康診断は市の主催する検診に年1度かかっていました。尿酸値の数値は年により違いはあるものの7.3~7.8の間で、高いながらもそれほど動きのない値で推移していました。痛風に対しても検診の後は意識するものの、普段はほとんど気にすることもなくなっていたのです。

ところが、63歳になった年の3月のことでした。朝起きると左足の親指の付け根が痛みます。たまにでる関節痛かなと思い我慢していたのですが、夕方になれば痛みは徐々に大きくなりました。布団に入っても痛みがひどく眠ることもできません。左足の親指辺りは赤くはれが出ています。

「もしかしたら痛風か」と思い、翌朝早速病院に行きました。診断結果はやはり痛風でした。その場での治療は特になく、痛み止めを貰って帰りました。痛風の痛さもそうですが、発病したショックが非常に大きかったことを覚えています。

発病後の状況、簡単に下がらない尿酸値

痛風の痛みは1週間ほどで引きました。痛かった部分は左足の親指の付け根から足の甲にかけての一部分でした。病院に行った朝が一番痛くて、痛い部分は赤く腫れ上がっていました。痛風も酷くなると骨の形が変わると聞いたこともあります。そんなことも心配しましたが、腫れが引いた後は骨が出っ張ることもなく元の形に落ち着きました。

今まで使っていた革靴を履いても特に違和感はありません。面白いことに翌年の健康診断では尿酸値が6.8まで減少しました。発病との因果関係はあるのかないのか疑問です。それでも基準値を割り込んだことですっかり安心したことは間違いありません。もう大丈夫と思って少し油断したようです。外でビールを飲むようになって、お酒の量も増えました。そして翌年の検診では尿酸値が7.3まで上昇しました。未だ発病はありませんが少しの油断もできません。高齢になるにつれ、痛風は起きにくくなるといいますが、現在では一応ビールもお酒も控えることに決めています。